2020.09.21
社会的弱者 住宅確保取組
私は、20歳で会社を創業し、すでに35年が経ちます。
その後、多くの会社を起業しましたが、⼈材派遣会社を興して25年、不動産業を始めて10年くらいになります。メイクホームではこれまで10年間、⼤⼿ハウスメーカーが建てた賃貸物件の管理と⼊居者に対するクレーム処理やリコール対応を全国で⾏っています。ただ、管理といっても当社は1棟をまるごと管理するのではなく、その管理会社の物件の中で困難な案件、いわゆる問題のあるお客様の対応をしています。賃貸物件は新しいうちは若いかたが⼊り、⽀払いも滞らず、回転も良いのですが、25年くらい経ち、物件が古くなると⼈が⼊らなくなってきます。そうなると⾼齢者や、⽣活保護を受けているような収⼊が低い⼈を⼊居させざるを得なくなります。すると、”家賃を払わない”、”ゴミ屋敷にする”、”⾏⽅不明になった”などのクレーム処理の相談が当社に来るようになります。そのような状況と、問題を起こす⼈の対応を得意にしてきたことから、⾼齢者や⽣活保護者向けの⼊居⽀援をすることにしました。
また、場所を選定するにあたっては、東京の西エリアを新宿区の早稲田店に、東京の東エリアを足立区の綾瀬店に致しました。
年齢的に65歳を超えると⾼齢者といわれて、⼊居を申し込んでも断られてしまうのが現状です。しかし逆に考えると、65歳以上の⽅の住宅需要が⾼まっているということになります。綾瀬駅前にも不動産会社はたくさんありますし、当社は開業して10年程度の後発企業ですので、普通にやっていたら負けてしまいます。そこで、顧客ターゲットを⾼齢者にすることに決めました。
また、社会的弱者の⼈を助けたい気持ちも当然ありました。私の知り合いにも障がい者がたくさんいますし、グループの建築会社でも障がい者を雇⽤しています。⽣活保護者や⾼齢者と同様、障がい者も借りられる部屋が全くないという現状があります。
当社は⼊居者が通っている病院や病状を把握しており、緊急連絡先協会カードを⾒て救急⾞から当社に連絡が⼊ると、今までの病状や症状を伝えることができます。その結果、救急隊も病院も対処の⽅法が事前にわかり、処置までの時間が短縮できます。また⼊居者には、亡くなることを前提に了承して頂き、機械を設置させてもらっています。万⼀⼊居者が亡くなったとしても、⼈感センサーが⼀定時間感知しなかった場合にはメール受信者が駆けつけられるので、孤独死を⻑時間放置することを防ぐことができ、オーナーも安⼼です。さらに外出時は不法侵⼊者が侵⼊すると、警告⾳を鳴らし、メールで通知する機能があり、防犯上も安⼼です。
【メイクホーム株式会社】
- 早稲田店 西日本エリア 〒162-0041
新宿区早稲田鶴巻町557-3 新宿富久ビル4F
- 綾瀬本店 東日本エリア 〒120-0004
足立区東綾瀬1-4-11 パルローヤル1F
- 詳細内容の続きは、ココをクリックして下さい→https://makehome.jp/emergency_kakuho/