2016.04.01
空家対策賃貸住宅のページを追加しました!
空家をお持ちのオーナー様必見!
~空家の固定資産税が6倍になる前に~
また、これと連動した形で固定資産税の減免措置から除外される措置がとられてしまう可能性もあります。
固定資産税・都市計画税の増額によって大きな税負担を負わなければならなくなる前に、早急に有効な空家の活用を図る事が急務となります。
空家・空室を舞台にした犯罪が急増中!
~大きな社会問題となっています~
空家を悪用した詐欺がネット通販で急増している。他人のクレジットカード情報を使って商品を注文し、空家に配送させて受け取る手口だ。大手ネット通販は警戒を強めるが、なんでそんなに増えているのか。東京都内の入居者募集中のアパートの一室。
お客さんを案内した不動産管理会社の社員が、ドアの隙間に挟まった宅配便の不在票を見つけたのは昨年1月のことだ。見覚えのない宛名で、商品はネット通販で買った家電。宅配業者に連絡するとその日の夕方に再配達すると教えてくれた。
そこで再びアパートに行き、業者の後ろで様子をうかがった。すると薄暗い玄関の中から男二人が出てきた。
(中略)
この会社が管理している他の物件も調べると、伝票や空き箱などの「痕跡」が続々と出てきた。ドアにかけて置いたダイヤル式の錠前の暗証番号が盗み取られたようで、錠を変えて対抗すると錠ごと壊されることもあった。
日本賃貸住宅管理協会が昨年11月に調べたところ、都内の会員企業が管理する空家のうち少なくとも63戸がネット通販などの受け渡しに悪用されていた。
「巧みに悪用されると気づくのが難しい。被害は氷山の一角だ」と同協会理事長はみる。
流通総額で国内トップの楽天は昨年1年間で約72億円相当、9万2千件分の注文を他人名義などによる不正と判断、取引を中止した。その額は前年比2割増で過去最高だった。
大きく押し上げたのが空家宛の注文だ。判明した不正注文のうち楽天は85%、ヤフーが提供する通販サイトでは40%が空家宛が占めた。
空き部屋が悪用される理由は、従来の短期賃貸物件や私書箱に比べ身元が割れにくくお金もかからないからだ。振り込め詐欺で現金の送付先にも使われるが、だます相手が通販サイトなら会話しなくても済むので日本語が苦手な外国人でもたやすい。
盗まれたカード情報が闇サイトで大量に売買されている影響も大きい。
(朝日新聞デジタル版より抜粋)