社会的弱者 住宅確保

社会的弱者 住宅確保

社会的弱者 住宅確保

⾼齢者や障がい者の住宅斡旋に積極的に取り狙まれていますが、
とのような経緯で始めら れたのですか?

私は、20歳で会社を創業し、すでに30年が経ちます。
その後、多くの会社を起業しましたが、⼈材派遣会社を興して20年、不動産業を始 めて5年くらいになります。メイクホームではこれまで7年間、⼤⼿ハウスメーカー が建てた賃貸物件の管理と⼊居者に対するクレーム処理やリコール対応を全国で⾏っ ています。ただ、管理といっても当社は1棟をまるごと管理するのではなく、その管 理会社の物件の中で困難な案件、いわゆる問題のあるお客様の対応をしています。賃 貸物件は新しいうちは若いかたが⼊り、⽀払いも滞らず、回転も良いのですが、25 年くらい経ち、物件が古くなると⼈が⼊らなくなってきます。そうなると⾼齢者や、 ⽣活保護を受けているような収⼊が低い⼈を⼊居させざるを得なくなります。する と、”家賃を払わない”、”ゴミ屋敷にする”、”⾏⽅不明になった”などのクレーム処理 の相談が当社に来るようになります。そのような状況と、問題を起こす⼈の対応を得 意にしてきたことから、⾼齢者や⽣活保護者向けの⼊居⽀援をすることにしました。
また、場所を選定するにあたっては、東京23区で家賃が5万5,000円以下の物 件が多い場所に絞りました。それが⾜⽴区と葛飾区だったので、23区の中でも最も 家賃相場が低い東綾瀬に最終的に決めました。 石原氏

住宅確保要配慮者の斡旋は、なかなか取り組みが進んでいないのが実情です。

年齢的に65歳を超えると⾼齢者といわれて、⼊居を申し込んでも断られてしまうのが現 状です。しかし逆に考えると、65歳以上の⽅の住宅需要が⾼まっているといらことにな ります。綾瀬駅前にも不動産会社はいっばいありますし、当社は開業して5年程度の後発 企業ですのて、普通にやっていたら負けてしまいます。そこで、顧客ターゲットを⾼齢 者にすることに決めました。
また、社会的弱者の⼈を助けたい気持ちも当然ありました。私の知り合いにも障がい者 がたくさんいますし、グループの建築会社でも障がい者を雇⽤しています。⽣活保護者 や⾼齢者と同様、障がい者も借りられる部屋が全くないという現状があります。
当社は⼊居者が通っている病院や病状を把握しており、緊急連絡先協会カードを⾒て教 急⾞から当社に連絡が⼊ると、今までの病状や症状を伝えることができます。その結果、 教急隊も病院も対処の⽅法が事前にわかり、処置までの時間が短縮できます。また⼊居 者には、死ぬことを前提に了承してもらい機械を設置させてもらっています。万⼀⼊居 者が亡くなったとしても、⼈感センサーが⼀定時間感知しなかった場合にはメール受信 者が駆けつけられるので、孤独死を⻑時間放置することを防ぐことができ、オーナーも 安⼼です、さらに外出時は不法侵⼊者が侵⼊すると、響告⾳を鳴らし、メールで通知す る機能があり、防犯上も安⼼です
オーナーの心配を取り除く